永住許可申請

永住許可とは

永住許可は、日本での無期限の滞在を許可するステータスです。永住者になると、就労制限がなくなり、再入国許可を得ずに日本を離れる場合でも再入国許可が不要になります。

永住許可の条件

1. 滞在期間：通常、連続して10年以上日本に滞在していることが必要です。そのうち5年以上は就労ビザや家族滞在ビザなどの特定のビザであることが求められます。
2. 素行の良さ：法令を遵守し、日常生活において素行が良好であること。
3. 経済的安定：安定した収入と納税実績があること。
4. 独立性：自己または家族が独立した生活を営んでいること。

必要書類

1. 永住許可申請書：所定のフォームに記入します。
2. パスポートと在留カード：申請者の本人確認書類。
3. 住民票の写し：現住所の確認。
4. 納税証明書および納税の記録：所得税、住民税などの納税実績を示す証明書。
5. 勤務先の在職証明書：就労している場合。
6. 収入証明書：給与明細や銀行の預金通帳のコピーなど。
7. 犯罪経歴証明書：必要に応じて。

申請手続き

1. 書類の準備：必要な書類を全て揃えます。
2. 入国管理局への提出：最寄りの地方入国管理局に書類を提出します。
3. 審査：審査には数ヶ月から1年程度かかることがあります。
4. 結果通知：審査結果が郵送で通知されます。

申請のポイント

• 書類の不備や不足がないように、しっかりと準備すること。
• 納税証明書や収入証明書は最新のものを提出すること。
• 自分の状況に応じて必要な追加書類がある場合は、適切に対応すること。

永住許可申請は手続きが複雑なため、専門家（行政書士など）に相談することをお勧めします。