就労継続支援A型・B型とは?行政書士が分かりやすく解説!

障がい福祉

こんにちは!いわき市の行政書士 「First Step行政書士事務所」 です。

今回は、就労継続支援A型・B型 について、それぞれの特徴や開設時の注意点、必要書類を分かりやすく解説します。

これからA型・B型事業を始めたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください!


1. 就労継続支援A型とは?

1-1. A型事業の特徴

A型事業は、障害のある方が雇用契約を結びながら働ける福祉サービス です。

  • 雇用契約あり(最低賃金以上の給与を支給)
  • 事業者が労働環境を整える義務あり(社会保険加入など)
  • 一般就労を目指すためのサポート

1-2. A型事業を始める際の注意点

① 人員基準の確保

以下の職員が必要です。

  • サービス管理責任者
  • 職業指導員・生活支援員(各1名以上)

② 事業計画と収支のバランス

  • 利用者の確保が必須(契約人数が少ないと収益が安定しない)
  • 労働時間・給与の管理(最低賃金を下回らないよう注意)
  • 補助金・助成金の活用

③ 許認可の取得

A型事業を始めるには、自治体(福島県・いわき市)の許可が必要 です。

1-3. A型事業の開設に必要な書類

(1)法人設立関連書類

  • 定款
  • 登記簿謄本(履歴事項全部証明書)
  • 役員名簿

(2)事業計画関連書類

  • 事業計画書(収支計画含む)
  • 利用者の受け入れ計画
  • 職員の雇用計画

(3)施設関連書類

  • 事業所の賃貸契約書または所有権証明
  • 施設の平面図・設備一覧
  • 消防法令適合通知書

(4)運営体制関連書類

  • サービス管理責任者の資格証明書
  • 職員の雇用契約書
  • 運営規程

2. 就労継続支援B型とは?

2-1. B型事業の特徴

B型事業は、障害のある方が雇用契約を結ばずに働ける福祉サービス です。

  • 雇用契約なし(最低賃金の適用なし)
  • 利用者の特性に合わせた柔軟な働き方が可能
  • 国や自治体からの給付金で運営を支援

2-2. B型事業を始める際の注意点

① 人員基準の確保

以下の職員が必要です。

  • 管理者
  • サービス管理責任者
  • 職業指導員・生活支援員(各1名以上)

② 事業計画と収支のバランス

  • 安定した収益を確保できる作業内容を選ぶ
  • 利用者に適した作業を提供する(簡単すぎても、高度すぎてもNG)
  • 継続的な利用者確保がカギ

③ 許認可の取得

B型事業の開設には、福島県・いわき市の許可が必要 です。

2-3. B型事業の開設に必要な書類

(1)法人設立関連書類

  • 定款
  • 登記簿謄本(履歴事項全部証明書)
  • 役員名簿

(2)事業計画関連書類

  • 事業計画書(収支計画含む)
  • 利用者の受け入れ計画
  • 職員の雇用計画

(3)施設関連書類

  • 事業所の賃貸契約書または所有権証明
  • 施設の平面図・設備一覧
  • 消防法令適合通知書

(4)運営体制関連書類

  • サービス管理責任者の資格証明書
  • 職員の雇用契約書
  • 運営規程

3. まとめ

A型・B型事業は、それぞれ特徴が異なります。

A型B型
雇用契約ありなし
給与最低賃金以上作業分の工賃
運営の安定性利用者の確保が重要給付金を活用可能

いわき市でA型・B型事業を開設したい方は、当事務所がサポートします!

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